やあ!keitanです。
今日は沖縄のアイコンのひとつ「シーサー」についての記事を書く。
つい先日、部屋を整理していると昔作った面シーサーが発掘された。
10年前くらいに作ったものだ。
壺屋の赤土を使って成形し灯油窯で酸化焼成で仕上げた。
釉薬は一切かけていない。
原料は赤土のみ。
我ながらにいい出来でかっこいいと思う。
かっこいいからkeitanのアイコンにした。
超かっこいい。
久しぶりにシーサーを作りたくなった。
keitanが昔作った面シーサー

普通の面シーサーは面白くないので少し角度をつけて「横顔」が正面になるようにした。
時間がなくてもう片方は作っていない。
時間を見つけて作ろうと思ったけどそのまま忘れて10年が過ぎていた。
時の流れは早い。
ちなみに背面はこんな感じ。

なるべく軽くしたかったからで来る限り土台部分の土をくりぬいてこんな形になったのを覚えている。
くりぬき穴は鍵穴形状になっていてここにひっかけて面シーサーを壁に飾れるようにしてある。
一応屋外にがっつり固定できるように四隅にボルトを通す用の穴も作った。
裏面はどうせ見えなくなるから適当にやったのをよく覚えている。
改めてみると雑過ぎるのでもう少し丁寧に作業するべきだったな。
土台はたぶん1.5㎝くらいかな。

ちなみに原料の土は壺屋の組合で購入した。
沖縄の赤土になる。
沖縄の赤土で作成
沖縄の赤土を壺屋の組合で購入して自宅でせっせと作った。
確か恩納村に工場があった時代に直接工場に出向いて仕入れたのを覚えている。
今はうるま市に移ったはず。
今はわからないけど当時は一般の人でも購入できた。
ググってみたらオンラインで購入できるらしい。
リンクを張っておくので各自ググってみてほしい。
20㎏単位なのかな?
当時よりも少し値上げしている気がする。
白土も購入できる。
白土は気品がある作品ができるので個人的に大好き。
今度は白土で作ろうかな。
10年前のことだから詳しく覚えていないけど成形は2週間くらいだったと思う。
半分くらいが“乾燥”時間。
土でシーサーを作るときに一気に作るのは難易度が高い。
土台を作ってある程度乾燥しないと次の工程に移ることができない。
ひとつの工程が終わるたびに乾燥工程があるから一気に作業ができない。
知り合いの灯油窯で酸化焼成
keitanは自分で窯を持っていなかったので知り合いに焼成してもらった。
酸化焼成で仕上げた形。
知り合いの作品を焼く際に窯の隙間を借りて焼いたものになる。
だから詳しい焼成温度は不明。
仕上がりから見て恐らく1,230~1,280度くらいで焼しめているものと推察される。
一般的な陶器の焼成レンジ内だと思う。
ちなみに後日小型で家庭用の電気窯を購入したから今は一応自宅で焼成まで可能。
ただ電気窯と灯油窯は仕上がりの雰囲気が全く違う。
個人的には灯油窯で作りたい。
釉薬は一切なし
この面シーサーに限っては釉薬は一切かけていない。
釉薬をかなり乱暴に説明すると表面を保護したり装飾したりするためのガラス質。
一般的な陶食器は大体釉薬がかけられている。
シーサーに関しては施釉していない焼き締めのものが好きなので一切掛けなかった。
でも施釉されているシーサーも味があるので将来的に作るかも。
釉薬はかけていないけど木べらで磨いた
釉薬はかけていないけど磨いた。
具体的に説明すると木べらで最終乾燥を終えたシーサーを磨いた。
木べらで磨くことで「面白い質感になる」のようなことを陶芸情報誌か専門書で見かけたからだ。
わかりにくいが磨いた部分に艶が出ている。
透明釉をかけたような感じになっているんだ。
恐らく木べらの成分がこすり着けられて焼かれたのが原因ではないかと思う。
薪窯で焼成したような感じ。
磨きを試したのはこの時が最初で最後だったのでシーサー作りを再開するのならもう一度試してみようと思っている。
最近は全く陶芸・シーサー作りから離れていた。
プライベートな時間が増えてきたのでシーサー作りが恋しくなってきた。
というわけでkeitanはもう一度シーサー作りを始めようと思う。
フリマアプリで売れるくらいクオリティの高いものを目指す。
その方が楽しそうだからね。
自作シーサーをメルカリで売る。
最後の野望として自作シーサーをメルカリで売ることにする。
売り上げは原料費へ回してさらにシーサーを作る。
販売チャネルはメルカリじゃなくてもいい。
このご時世、WEBで売り方はたくさんあるからkeitanのスタイルに合った販売方法を模索していこうと思う。
お金を払ってまで欲しいクオリティのシーサーをどんどん量産して楽しい製作ライフを送るのがとりあえずの目標。
販売開始したらブログでも告知するのでぜひ覗いてみてね!
はい、今日は自作の面シーサーを見つけてまた作りたくなったって内容でした。
引き続きkeitan.onlineでは沖縄関連情報をまとめていくのでご期待ください!
それではまたお会いしましょう!keitanでした。